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「整体」をテーマにブログを書くことがめったにありません。（＾＾；）
今回は「整体」をテーマにしてみたいと思います。
先日、奈良に師匠を訪ねました。
ちょうど認定試験の日で、私が台(整体を受ける人)になりました。
今回無事合格となり、整体師として第一歩を踏み出す方の記念日に立ち会えたのです。
この初々しい整体師(女性)を、私は一年近く前に知りました。
現在小学生の男の子を持つ母親ですが、その男の子がやがて失明してしまう難病なのだそうです。
彼女は、将来目の見えなくなった我が子が生活していく糧として「整体療術」が必要になった場合に、自ら整体を伝授することができるように入門したそうです。
整体師を志す動機は様々かと思いますが、大抵は自分自身の為だと思います。
私などは「サラリーマンが嫌だった」「自分で好きに営業時間が決められる人生が送りたかった」程度の動機ですから、身勝手に他なりません。
「人の役に立ちたかった」と本気でそう思い整体師を志した方がみえるとすれば、私は心から尊敬したいと思います。
そういう意味でも、私は彼女に対し尊敬の念を抱かずにはいられません。
我が子が「やがて失明する難病」という絶望の淵からはい上がり、『何としてもこの子を守ってみせる!』の気迫溢れる愛情を目の当たりにしたのです。
彼女は間違いなく、素晴らしい整体師となるでしょう。
私も彼女の「心」を見習うべきです。